人間の身体は常に、内臓や、身体の各器官を機能させ、血液、リンパ液などの体液を、全身にくまなく巡らせています。
内臓が機能することで、食物は消化吸収され、エネルギーに変わり、血液は、全身にそのエネルギーを供給し、また体温を保ちます。さらに老廃物は、発汗によって、あるいは尿や便として体外に排出されます。およそ60兆個といわれる人体の細胞は、約90日のサイクルで入れ替わり、新陳代謝とは、これら生命維持のための身体の働き全てを意味します。
では骨盤の歪みが新陳代謝に、どのような悪影響を及ぼすのでしょう。骨盤は全身の要として、直結する脊椎(背骨)を支えており、これが歪むことはすなわち、脊椎から全身を歪ませることにつながります。そのため体内の各器官、内臓などはねじれたように圧迫され、血液、リンパ液など体液の流れも滞るため、当然その正常な機能を奪うのです。
具体的に見てみると、血液循環の停滞は、低体温や冷え性、低血圧を招き、老廃物の排出が困難になり、便秘やむくみとなって表れます。そのほかにも、老廃物が長く体内に滞留することによる、肌への影響も見逃せません。しみやくすみ、吹き出物の原因にもなることは、ご承知のとおりです。
徐々に表面化するこれらの症状は、さほど大事には考えにくいものですが、放置すれば、やがては様々なトラブルに発展する危険をはらむのが、新陳代謝の低下の問題なのです。
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