歪みが招くトラブル/全身の骨格や筋肉への悪影響

人間の骨格は、成熟した大人で、およそ200個あり、頭蓋骨、脊椎、胸郭、上肢骨、下肢骨などが互いに連接して形成されています。

骨盤は、それらの中でも要の位置にあり、仙骨を中央に、左右に腸骨、前後に恥骨と坐骨、下部に尾骨といった骨格の集まりです。客観的に観察すると、羽を広げた蝶のようにも、ゾウの耳のようにも見える形は、腹腔内の内臓や各器官を受け止め、保護するためのものです。

しかし多くの場合、日常の様々なクセや、アンバランスな体勢などの理由で、徐々に骨盤はその形を崩し、歪められてしまっています。この歪みは骨盤のみにとどまらず、やがて全身の骨格に影響を及ぼすのです。なぜなら骨盤は、身体の縦軸を支え、バランスを取る重要な土台だからです。

さらに、活動を司る交感神径と、休息を司る副交感神経は、それぞれに作用し、骨盤の開閉を繰り返すことで、生命活動のあらゆるリズムを作り出しますが、歪みによる圧迫は、この働きを妨げてしまう結果になります。

また、全ての骨格は筋肉によって覆われ、筋肉は人体の運動を司りますが、これら骨格が歪んでいるということは、筋肉へも当然悪影響を及ぼし、本来あるべき、筋肉の活発な活動をも歪め、妨げてしまうことは言うまでもありません。

 

 

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