男性と女性の違いは、外見だけでなく、骨盤にも明確に表れます。
仙骨を中心にして、両側に腸骨(腰骨)、前後に恥骨と坐骨などで構成され、上部から下へ若干狭く、ちょうど漏斗を立てた形状は、男女ともに共通ですが、男性と比較して女性の骨盤は、浅く広がったような形になっています。これは子宮という大切な器官を、しっかり受け止めるための形状ですが、さらに元々男性よりゆるみやすく、そのためズレや歪みを来たしやすいのです。
その歪みからくる圧迫は、内臓や様々な器官、血管、自律神経に及び、身体全体の機能を狂わせてしまいます。中でも女性にとって、最も悩みの種になってしまうのは、あらゆる障害となって表れる、ホルモンの分泌の乱れでしょう。
一日のリズムを、身体に正しく機能させるのが、骨盤の開閉なら、生理の周期にもまた、骨盤の開閉が深く影響しています。ほぼ半月をかけて骨盤が閉まり、黄体ホルモンの働きかけで排卵が促され、その後、また半月かけて骨盤は開き、黄体の収縮によって月経が始まるのです。
しかし一日のリズム同様、この月のリズムも、骨盤の歪みは狂わせてしまい、生理不順や生理痛などという形で、表面化してしまいます。こういった観点から見ても、やはり重要なのは骨盤を正しく機能させることであり、そこからもたらされる規則的な月の周期によって、輝くような女性美も生まれるのです。