朝、元気に起床し、そこから一日の活動が始まります。学校、会社、あるいは家事と、昼間忙しく過ごし、やがて日が暮れ、夜、眠りにつくことで疲れきった身体は癒され、明日に向けて活力を養います。
これら一日のリズムを司るものは、交感神経と副交感神経です。自律神経と総称し、この二つが相互に作用することで、すっきりとした目覚め、活発な運動、またリラックスや安眠を促します。では、具体的にどう身体に働きかけるのか、というと、ここに骨盤が重要になってくるのです。
骨盤を構成する骨格のうち、仙骨と腸骨は広がった翼のような形状を成し、自律神経から発する指令は、この翼を開閉させます。副交感神経は、骨盤を開く指令を出して熟睡に導き、明日の活動に備えさせ、朝に向けて優位になる交感神経の、骨盤を閉める指令で、人は目覚めます。
しかし、現代人の多くは、日ごろのクセや、生活する上ではやむをえない、無理な姿勢をとりつづけることで、その骨盤を歪ませてしまいます。歪んだ骨盤へは、自律神経からの指令は正しく届かず、またその歪みは、神経の実質をも歪めてしまうことになりかねません。その結果、不安や過度のストレス、また根気がつづかないなどで、一日の大半を悩まされて過ごすことになっていくのです。
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