内臓機能の向上

まず、全身の骨格から、骨盤の形状を客観的に見てみると、身体の縦軸である脊椎を支え、バランスをとる土台であることが解ります。また身体の要の部分で、左右・前後に広がるという形状は、腹腔内の臓器を受け止め、保護するためのものでもあります。

この骨盤の飛躍的な発達によって人類は、哺乳動物のうちで唯一、直立二足歩行を果たしましたが、しかし同時に骨盤には、全身の負荷が集中することにもなりました。我々は普段の何気ない行動の中で、しばしば無理な姿勢を取っているものですが、それが一番大きく影響してしまうのも、要の骨盤でしょう。

通常は、それぞれの関節の靭帯や、腱、筋肉などのしなやかさによって、バランスは保たれるものですが、現代社会の便利さに慣れきってしまった身体は、いつの間にか、緊張と弛緩の均衡を失ってしまうことが多いのです。

その結果、腹腔内の内臓は、歪んで広がった状態の骨盤内に、たるんだ形で落ち込んだり、あるいはねじれたような圧迫を受けるなど、考えられる悪影響は少なくありません。

しかも、内臓の働きを促すはずの骨盤の開閉が鈍ってしまうことは、特に便秘の最大の要因ともなってしまいます。これら内臓の機能改善の観点からも、骨盤の働きの深い影響、その矯正の重要性は、お解りいただけることでしょう。

 




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