骨盤を構成するもの

骨盤と一口に言いますが、1個の骨をさしているものではありません。

脊椎から続く仙骨(せんこつ)を中心にして、その下部に尾骨がつづき、両側には腸骨=腰骨が、仙腸関節(せんちょうかんせつ)でつながり、さらに腸骨の下部前方に恥骨、後方には坐骨といった、多くの骨から構成されている骨格を総称したものです。

ご存知のとおり、この骨盤は我々人間の体のほぼ中央に位置し、上半身と下半身をしっかりつないでいます。ほとんどが4本足で歩く哺乳動物のなかにあって、長い進化の過程の果てに、2本の後ろ足のみを使い、直立して歩くことを果たした人間を支える、まさに要ともいうべき、最も重要な骨組みといえるでしょう。

正しく直立した時には、骨盤は前方へ、およそ30度の角度で傾きます。背筋、腹筋、大腿筋などの周辺の筋肉、腱などが、この正しい姿勢を保っています。実はここには、大変微妙なバランスが存在しているのですが、『前方へ30度傾く』という、この骨盤の角度が後方へズレても、また前方に傾きすぎても、このバランスは崩れてしまいます。その結果、腰痛などの体の各所の痛み、様々な体調不良といった、様々なトラブルを引き起こしたり、あるいは体形の崩れの原因ともなるのです。




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